サイドFIREのゴールを具体的にシミュレーション|田中の目指す“ほどほど”の自由

サイドFIRE戦略

こんにちは、田中です。

関東の郊外で手取り17万円+副業1万円で生活しながら、 サイドFIRE(セミリタイア)を目指して資産形成中です。

今回は、田中が考える「現実的に達成可能なサイドFIRE」の条件と、 そのために必要な資産やスキルについて、数字と戦略でシミュレーションしてみます。


田中の理想の働き方

私のゴールは、時給1,500円で週2日、1日5時間だけ働く暮らしです。

なぜ「5時間」かというと、6時間以上働くと休憩60分が強制されて効率が悪くなるからです。
つまり「ギリ休憩不要」で早く帰れる勤務時間──これが田中のこだわりです。

計算すると

  • 週2日 × 5時間 × 時給1,500円 = 月収60,000円(手取り想定)

この“最低限の労働+資産運用”というハイブリッドな暮らしが、田中の理想形です。


必要な生活費と目標資産

2025年時点の生活コストを次のように見積もっています:

項目金額(月)
家賃50,000円
水道光熱通信費20,000円
食費・日用品30,000円
雑費・交通・保険20,000円
合計120,000円

労働収入(6万円)で不足する残り6万円を、資産運用によるリターンでまかなう必要があります。

  • 年間で必要な運用益:60,000円 × 12ヶ月 = 72万円
  • 仮に年利4%で運用できると仮定すると

72万円 ÷ 0.04 = 1,800万円が目標資産となります。

もちろんインフレや医療費、ライフスタイルの変化なども考慮すると、 安全マージンを見込んで+200〜400万円の余裕資産もほしいところです。


節約も“戦略”の一部

「支出を抑える力」もまた、FIRE戦略の核心です。

節約スキルを高めることで

  • 生活費を下げられる → 必要資産が減る
  • 節約で余ったお金を積立に回せる → FIRE達成が早まる

つまり節約は“守り”じゃなくて、“攻め”の手段。

田中の場合、家賃5万円という固定費の低さは強みですが、 それ以上に効果的なのは変動費の最適化です。

  • 格安スマホ(楽天モバイル)
  • 光回線の見直し
  • 自炊・冷凍ストック・コスパ飯
  • 楽天ポイントの活用

このあたりを徹底することで、支出の最適化と投資の両立を狙っています。


月3万円の積立で、田中はどこまでいける?

現在の資産は17万円(2025年7月)。 毎月3万円を年利4%で積み立てた場合、1,800万円に届くのは──

27〜28年後、つまり田中(30代前半)が60歳前後になる頃。

「それってFIREじゃなくて普通の老後じゃね?」というツッコミもごもっとも。 でも、田中にとってのサイドFIREは

“心身をすり減らさず、逃げ切れる状態”に持ち込むこと

つまり、人生後半戦に備えた“戦略的逃走準備”です。

もちろん

  • 副業・臨時収入での追加投資
  • ブログなどの情報発信による収益化

こうした努力次第で、FIRE達成年齢を前倒しにできる可能性も大いにあります。


サイドFIREのために必要なもうひとつの柱「スキル」

重要なのが、60歳を超えても、時給1,500円で週2勤務できるスキルの獲得です。

現実的には、こんな仕事や資格をイメージしています。

スキル・仕事例特徴・戦略
家庭教師・個別指導地元やオンラインで継続可能。時給高めで、定年の縛りもなし
登録販売者(ドラッグストア勤務)国家資格で時給が上がる/年齢が上がっても働きやすい現場
Excel事務・データ入力(MOS)派遣や単発の仕事に強い。パソコンスキルがあれば需要も安定
通信教育の添削・校正在宅で取り組めて時給もそこそこ。集中力と丁寧さが活かせる
公共施設の窓口・図書館業務自治体関連は60代以降でも雇用されやすく、勤務日数の融通もききやすい

田中が意識しているのは、「年齢を重ねても継続できるスキル」を早めに育てておくこと。

資格が必要な場合は、コツコツ勉強して数年かけて取るのも全然あり。
FIREは長期戦。だからこそ、“老後も雇われやすいスキル”=資産になると信じています。


終わりに|「夢」じゃなくて「戦略」

1億円の資産も、高配当株の優雅な生活も、田中には遠すぎる。

でも──

週2日だけ働いて、あとは好きに暮らす。 それが「自分らしい自由」なら、追いかける価値がある。

田中にとって、サイドFIREとは“地味な逆転戦略”です。

このブログでは、毎月3万円の積立と、スキル育成の記録を通して、 “ほどほどの自由”を手に入れるまでの軌跡を綴っていきます。

夢じゃない。逃げでもない。

これは、俺の「人生リベンジ戦」だ。

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